PSO2NGS活動日記と少年時代の愚痴

小学2年から中学卒業まで寺で生活していた。

小僧時代の話し 

最近宗教虐待とかで話題にあがるので

自分の事も書きます。

今は まぁまぁ〜幸せだけど普通では無い気もするが

他人に話せない隠してる部分を吐き出させてください。

 

自分は

2001年生まれ 

小学校に入っても自分はぬいぐるみが好きな男子だった。

親と買い物に行く時もぬいぐるみは手放す事は出来ずに

他から見ればけっこう甘えん坊だった。

そんなんで同級生の親からも

もうすこし男らしくしないととか言われ

近所の魚屋に親と買い物に行った時に

寺で修行させてみせたらみたいな話題が出て

小学校2年生の時に現実となってしまった。

 

 

頭は丸められ泣いた。

すごく泣いた。

親もいない寂しいし大好きだったぬいぐるみからも離されて

家族から捨てられた感じだった。

そんなんで無理矢理の小僧生活が始まった。

 

 

学校から帰ると白衣に着替えて

掃除 ずっと掃除

朝起きて月に何回か水行はあるが

ほぼ毎日掃除

小学校は服装は自由だったがポロシャツとハーフパンツと体操着しか買ってもらえなかった。

 

 

 

小学生の頃で楽しい思い出は

親と一緒に近所の駄菓子屋に行く途中

親との買い物なんて寺にきて初めてで

何買おうかとか嬉しくて 鼻歌なんかしてルンルン気分だった。

 

そしてすごく悲しい思い出は

駄菓子屋で何も買ってくれなくて泣きながら帰った事と

 

 

あとは無駄に理不尽なシゴキが嫌だった。

高学年になって敷地外の掃除場所が増え

それも嫌だった。

白衣のまま掃除をしているところを見られるのが嫌だった。どっからどう見ても小僧

作務衣は買ってくれなかった。

 

あと なんか街を歩くとヒソヒソと「捨て子」って聞こえて来るんだよね。

自分も捨てられた感はあるのでけっこう心に突き刺さるんだよね

声は出さずに涙が溢れてくる

 

 

でも 今でもあんま覚えて無いんだよね

辛かった時代があったなぁ〜って思うだけで

 

そんな感じで生活して

中学は本格的な大き目な寺で小僧が集まる寮に入って修行する予定だったが

6年生の夏 サルモネラ菌の食中毒で入院

最初の1週間は集中治療室で寝たきり状態で

その後回復して初めてのベッドで寝てるだけの生活 すごく楽だった。みんな優しくて

寝て食って寝て食って

元気なだけで喜ばれて

それがあって大き目の寺行きは中止になり

それでも

別な小僧がいる寺に行く事になり

小学校は卒業した。

卒業式には親が来てくれて嬉しかった。

 

 

中学になって入った寺には

1つ上の先輩が居て

自分とは違って僧侶を目指す目的の人で

でも自分は嫌々やってるが小2から小僧で

どっちが先輩後輩とかじゃなく仲良く出来た感じ

そしてこの場所は厳しところはあるが

理不尽シゴキは無く

師僧も自ら修行に励む人で厳しい部分も優しい部分もあり

休憩時間も休日もあり

前よりだいぶ楽だった。

何より話し相手がいるのが嬉しくて

先輩が卒業して離れても

会いにきてくれて嬉しかった。

 

中学は制服がありズボンを履くのが初めてで

あとここでは作務衣を着れたのが良かった。

冬は多少暖かい

 

そして自分も中学卒業で

親が高校は定時制で昼は寺とかバカな事を言ってましたが

僧侶が目的じゃ無いので

師僧の親への説得もあり

小僧生活がここで終わりました。

 

辛かった最初の5年間

嫌ではあったが楽しい微妙な3年間

元々の目的の「男らしく」は

最初だけで

今は部屋中がぬいぐるみだらけで

ネットゲーム三昧の生活です。

だからといってネチョネチョしているわけでは無く

ただ単に可愛いが好きな男です。

 

普通なら大学卒業まぢかで

春から就職ですが

自分はもうしばらくは遊びます。

 

 

この令和の時代でも

小僧生活をする場 させる場はあります。

目指して入るならいいけど

無理矢理はどっかでズレるよ

 

人生

天気が良い日に空をぼーっと眺められる余裕があるだけでも幸せかもね

 

と言ってもまだ22歳

これからですよ!